[裏切られたなんて叫ぶまえに 深呼吸をひとつして
あいつをいじめたって そんなのまるで 答えにゃならないよ]

[欲望はぐるぐる マーブル模様 鏡をのぞけば
自信のかけらも見えない 暗い顔が見えたよ]

[言葉ひとつ足りないくらいで 笑顔ひとつ忘れただけで
ほんの少しのすれ違いだけで 全部あきらめてしまうのか]




B'zの25枚目のシングルで、ベストアルバムリリース後のシングルとなります。

こちらはアコーディオンの印象的なイントロから穏やかなメロディーの安心感のあるポップなナンバーとなっています。

イントロの部分はパリの地下鉄駅の構内で響いているものをイメージされているらしいです。

タイトルの意味は「自分の中の拠り所、揺るぎないもの。それがあれば当面何が起きても大丈夫。」ということです。


シングルリリース後に発売されたベストアルバム「B'z The Best “Treasure”」には「RUN -1998style-」の後にボーナストラックとして1コーラスだけのアコースティックバージョンが収録されています。

のちにバラードベストアルバム「The Ballads 〜Love & B'z〜」にも収録されましたが、自分的にはこの曲調はバラードではないと思います。
B面「The Wild Wind」が先にマストアルバム「B'z The “Mixture”」にアルバム収録されていて、A面である本曲がまだ未収録状態だったので間に合わせの為に収録されたと推測しています。


リリースから8年後の2006年に大阪のなんばで行われたプレミアムライブで本曲の全英詞版が演奏され、その翌年に海外のiTunes Storeで配信されたアルバム「B'z」に収録されました。
さらにその翌年にリリースされたベストアルバム「ULTRA Treasure」にも収録され、歌詞もその際に明らかになっています。

シングルとの違いは、冒頭の詞がまるごと省略され、テンポがシングル版より若干遅くなっています。


ライブでの演奏頻度は少なく、日本語シングル版での演奏は99年のBrotherhoodツアーと2001年のELEVENツアーおよびアジアツアー、2007年のSHOW CASEツアー、2015年のEPIC NIGHTツアーだけです。
英詞版は主に海外でのツアー(2011年のlong timeno seeツアー、2012年のInto Freeツアー)にて演奏されていました。


歌詞の内容は、相手を傷つけてばかりだったり気持ちのすれ違いがあっても自分達の心の拠り所を求めていけば大丈夫だという強い気持ちが伝えられています。


アコーディオンのエスニックな音色が独特な雰囲気で印象に残ります。

アコギとピアノの音色がゆったりとした温もりと心地良さを感じさせます。

Bメロのコーラスがまた面白いですね。

2番の“テクマクマヤコン”というコーラスは“ひみつのアッコちゃん”という魔法少女漫画に出てくる呪文らしいですね。

不安な気持ちを表現した詞とサウンドの心地良さが自然とマッチしていていいですね。

Cメロでボーカルとアコギだけになるのも好きですね。


PVの舞台は香港となっており、女性がアコーディオン弾きの人にお金を払って一曲弾いてもらうシーンから始まり、地下で演奏するB'zや、街を歩きながら歌う稲葉さんや、ビルの屋上でギターを弾く松本さんや、料理を作ってみんなで食べる稲葉さん、将棋盤をひっくり返されて逃げる松本さんなど、様々な展開が繰り広げられる必見モノとなっています。


これも前作に続いてエスニックな雰囲気を醸し出している感じですが、前作ほどのザックリと尖った感じじゃなくこちらはゆったりとした柔らかさがフワリと出ているような感じがしました。

自分的なイメージでは「さまよえる蒼い弾丸」は動を、「HOME」は静を表現しているようにも思いますね。





それでは!