こちらはデビューシングル曲のリメイク版で、「今夜月の見える丘に」の2nd beat扱いとなります。


デビュー当時はまだ無名の状態で全く売れなかったB'zですが、1999年に行われたBrotherhoodツアーのExtraの徳山公演がB'zのデビュー日(9月21日)と偶然被ったため、久々に演奏してみたところオーディエンスからの反応が良かったということでリレコーディングされることになりました。
その場面はドキュメントDVD「The true meaning of “Brotherhood”?」で見ることが出来ます。
なお「Hidden Pleasure 〜Typhoon No.20〜」にも千秋楽である京都公演のものが収録されています。


音楽番組「CDTV」と「ビッグアーティスト伝説」では「今夜月の見える丘に」と共にこのバージョンが演奏披露されていました。


原曲の方は打ち込みで出来たダンスチューンナンバーでしたが、こちらはバンドサウンドがメインのヘヴィーなギターリフが印象的なハードロックナンバーに変わっております。

イントロから歌い出しの間に刻みが追加されており、サビ入り前の英語コーラスも変えられており、アウトロもフェード・アウトじゃなくイントロと同じフレーズからバンドエンド風に終わるアレンジになっています。

当然ながらボーカルも当時のようなガチガチな感じも無く、現在に近いようなロックなボーカルになっています。


デビュー当時は今みたいなハードロックバンドになってここまで売れるとは思いもしなかったでしょうね。

デビュー当時の出来が今ひとつだっただけに、これはかなりの完成率になってきたように感じられます。





それでは!